誕生日に贈る歌詞の作り方|名前と思い出の入れ方、替え歌で気をつけること
名前入りの歌詞カードをつくるなら、この内容をそのまま作れます(見本は無料)。
誕生日に贈る歌詞は、「呼びかけ(名前)」「思い出を2〜3つ」「お祝いと感謝のひとこと」の3つがあれば形になります。上手な言い回しより、二人しか知らない場面が入っていることのほうが、受け取った人の心に残ります。ここでは、作詞をしたことがない人でも書ける手順と、替え歌にするときに気をつけることをまとめます。
まず形を決める:1番とサビだけで十分
市販の歌は、1番・2番・サビ・間奏と長く続きますが、贈り物の歌なら1番とサビだけで足ります。歌えば1分前後で、最後まで聞いてもらいやすい長さです。
| 部分 | 行の数の目安 | 入れること |
|---|---|---|
| 1番 | 4〜6行 | 思い出の場面。いつ・どこで・何をしたか |
| サビ | 4〜5行 | 名前の呼びかけ、お祝い、ありがとう |
歌詞を書く手順
1. 思い出を短い言葉で書き出す
最初に、相手との思い出を思いつくだけ書き出します。文にしなくてかまいません。そのうえで、場面が目に浮かぶものを2〜3つ選びます。
- よくない例:「いつも楽しかった」「たくさん笑った」
- よい例:「雨の日に分けた傘」「初めて行った江ノ島の海」「夜中まで話した電話」
よい例は、何をした場面かが分かり、名詞で終わっています。名詞で終えると、そのまま歌詞の1行の中に入れやすくなります。
2. 1番に思い出を並べる
選んだ思い出を、古い順に並べると流れができます。各行の終わりに「〜だね」「〜ている」を足して、語りかける形にします。
初めて行った江ノ島の海 まぶしかったね 雨の日に分けた傘 肩がぬれていた
3. サビで名前を呼ぶ
サビは歌の中でいちばん耳に残る所なので、ここで名前を呼びます。フルネームより、ふだん呼んでいる呼び方のほうが自然に聞こえます。最後の行は「生まれてきてくれて ありがとう」「となりにいてくれて ありがとう」のように、感謝で締めると誕生日の歌らしくなります。
4. 声に出して読む
書けたら、声に出して読みます。読んでいて息が続かない行は長すぎるので、2行に分けます。「の」「が」が続いて言いにくい所は、言葉を入れ替えます。
替え歌にするときのコツ
知っている曲のメロディに乗せたいときは、元の歌詞の1行ごとの音の数(字の数)に合わせます。元の歌詞をひらがなで書き、その下に新しい歌詞を同じ字数で書いていくと、歌ったときにずれません。伸ばす音(「ー」)や小さい「っ」も1音として数えます。
人前で歌う・公開するときの決まり
既にある曲の歌詞を変えて人前で歌ったり、動画にして公開したりするときは、注意が要ります。歌詞やメロディを変えることには、作った人の権利がかかわります。JASRACは、編曲や替え歌の許諾は預かっていないので出せず、作った人や音楽出版社などの権利者に求めると案内しています。替え歌を作ってSNSに載せる前や、大勢の前で歌う前には、元の曲の権利者の案内を確かめてください。
元の曲を使わず、歌詞を一から自分で書けば、この心配はありません。誕生日の歌の歌詞として、自分の言葉で書いた物はそのまま手紙のように渡せます。
歌詞を形にして渡す
歌うのが恥ずかしい人や、遠くに住んでいる人に贈るときは、歌詞をカードにして渡す方法があります。
- 手書きで便せんに書く
- 印刷してカードにし、写真と一緒に渡す
- 画像にしてメッセージで送る
名前入りの歌詞カードをつくるでは、呼び方・相手との関係・思い出(3つまで)・曲調を入れると、1番とサビの歌詞を作り、A4の歌詞カードにします。いまは入れた言葉を見本の言い回しに組み合わせて作る仕組みで、歌声の入った音声は本番の版で付く予定です。歌詞の案を変えて見比べ、気に入った言い回しを下書きにして、自分の言葉で直してから渡すのもよい使い方です。